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栽培方針

 農薬・化成肥料は使いません。抗生物質等を含んでいる可能性のある厩肥(牛糞・鶏糞など)、遺伝子組み換えの可能性のある油かす、残留農薬の可能性のある米ぬかなども使いません。使うのは冬の間に集めた山の落ち葉・雑草などの緑肥だけです。種も、種子消毒されたようなものは使わず固定種を中心にし、最終的には全て自家採取しようと思っています。
 
 肥料らしい肥料を与えないので、立派な姿かたちの野菜になるかどうかはわかりません。味も最近はやりの甘みやコクのあるものにはならないかもしれません。でも、不純物をできる限り排除し、ハウスではなく路地で四季の空気にあたることで植物は生命力を大きく引き出すのではないでしょうか。
                          

 人為的に肥料を与えず、あまり野生化させると、野菜自体が毒?を持つという人がいます。たしかに、植物も人や昆虫に食べられるために生まれてくる訳ではありませんから、外敵から身を守るため自己防衛物質を作り出すでしょう。ただこれは、環境に適応し子孫を守っていかねばという生命力の働きであり、人工的に作り出した農薬等と違って、決して生命の生存を脅かすような物質ではありません。僕はそんな生命力の強い野菜にこそ魅力・可能性を感じます。
                               
 地球がどんどん汚染されていっている今、口にする食べ物はできるだけ汚れのないピュアなものを、自己免疫力を高めるような生命力あふれたものを、と自分が強く望むからこんな栽培法にこだわるようになりました。
                            
 本当に安全・安心な食べ物とは何かを常に考えていたいと思います。
                               

   


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